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makie.nishikawa

Author:makie.nishikawa
2014年 BlissBaby マタニティ・産後ヨガ教師資格取得(24 時間)
2017年米国クリパルセンター公認ヨガ教師資格取得(200時間)
山の上のヨガルーム、Yoga Lantern(長野県御代田町)主宰。
2児の母。

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子ども達へ伝えたいことがある

2020.07.04 20:46|クリパルヨガと教育・福祉
こんばんは。
ヨガランタンのにしかわまきえです。

前回からの続きものblogがあったのですが
ちょっと今日はエネルギー切れのため
インターバルに違う話題をはさみたいと思います。


最近、長野市の方で発足された
「子どもたちへヨガを伝える会」
というのに入会しました。

まだ始まったばかりで公開できるものはないのですが、
私と同じくらいの子どもをもつヨガティーチャーの
方が中心となってがんばってらっしゃっていて
とても励まされました。


コロナ騒動の中で、子ども達は翻弄されましたね。


子ども特有の明るさで吹き飛ばしてる子も
いるでしょうけれども、
言葉にできない不安のなかで
目に見えない疲労がたまってきている子も
多いのではないでしょうか。


実際、近くの小学校でそういう話を聞きました。


わたし自身はキッズヨガの勉強はしてきたものの
これまでなかなか家庭との両立を考えたときに
定期的なキッズヨガの開催には
踏み込めませんでした。

でも、つねに、つねに子どもへ伝えたいことが

呼吸と心のこと、姿勢や身体のこと、
コミュニケーション、生きる力を、
知識ではなく体験で学ぶこと、、、
がんばることだけしか学ばない中で
休むこと、セルフケアの方法を学ぶこと

などが頭をかけめぐる日々でした。


来年は、娘も小学生。
思い切って、出来るだろうか。


ヨガ教師。保育士。学校や幼稚園の役員。勉強。
親族のサポートはなく家庭は週のはんぶんは完全ワンオペ。
それでも、自分のヨガの実践も続けられるだろうか。


このコロナ騒動で、
翻弄されたのはもちろん子どもだけではなく。

大人も、今になって疲労がたまってきている
人も多いのではないでしょうか。


わたしは今が、それです。
心底疲れたような気がしています。


それでも、心底疲れたんだと、言えればそれはまた流れていくんだな
と、ぼんやり眺めている自分もいたりします。


ふだんはエッジが効いてる(と自分でいう)わたしのブログですが
たまにはこんなぼやっという感じもいいかと。


読んでくださってありがとうございました!
また来週。




****************
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大人の境界線問題~ヨガで客観視する力を育てる①

2020.06.28 20:44|クリパルヨガと教育・福祉
こんにちは。
ヨガランタンのにしかわまきえです。

雨が降り、少し冷えた今日。
残念ながら雪窓公園のヨガは中止となりました。
7月のクラススケジュールをぎりぎりまで悩みましたが
アップしましたので、こちらをご覧くださいませ。

7月・8月のヨガクラススケジュール



さて、先日、 子どもの「境界線をはぐくむ」


というblogを書いたら、あちこちから反応がありました。
いつも読んでくださって、本当にありがとうございます。

そのなかで、幼き日に力関係の問題で(親とか先生とか兄弟とか)
「嫌だ」と言えなかった体験を語ってくださった方がいらっしゃいました。
(許可を得て書いております)

力関係。


非力で、まだ分別のない子どもは、大人以上にその問題が大きいですね。

「わたしはそれは嫌なんだ」と伝えることは、
しっかりと自分と他者の境界線を引くための、
個人の責任のようなものです」


と書きましたが、同じくらいの年代の力関係がほぼイーブンな
子ども同士の関係で学ぶべきことだと感じます。


その方は、「嫌だと言えずに体験してしまったことは、
自分の中でいつまでも残ってしまう。
勇気を出して、嫌だと言えれば体験せずに済む。
自分を守るために大切」

だと伝えてくれましたが、まさにそのとおり、
自分を守るために大切なこと。
そのために勇気を出して言って、それを成功体験として
積んでいくことが人生の支えになっていくと思います。

代弁してもらって、感謝しております。



わたしも「先生」と呼ばれる立場なのですごく思うのですが、
「先生」というだけで、すでに力関係が上なんですよね。
なるべく言ってもらえるような雰囲気づくりをしたいですが、
一方で、先生というのは毅然とした態度も必要ですから
難しいと思うこともあります。


この話をしてくださったのはヨガの生徒さんなので、本当に私としても嬉しかったです。


**********


ちなみに、この境界線問題を大人に当てはめると
こういう場合はどうなのか
ああいう場合もあるのに
と議論が尽きないことと思います。


大人というのは子どもと違って、
いきなり感情爆発させるわけにもいかないし、
ある一定の社会的なルールのもと
境界線を引かなくてはならなくて、なかなかむずかしいです。


相手の状況やタイミングをみて言う、とか。
話し方の順番をよく考える、とか。
上記のように、力関係のことも考慮しないといけない。


ああ、やっちゃったな~と思うことは
わたしもよくあることです。



さらに、
過去にさまざまな体験を積んできているから、
ただ「嫌だ」
というためにも、
「ごめんね」
というためにも、
ピュアにその場の問題だけを取り扱うことが出来ません。


それと似たような過去の経験が、
往々にして無意識のうちに、いちいち頭をもたげ、
感情が倍々に上乗せされてしまいます。


たとえば、
誰かに率直にNOと言われると同時に、

「いつも私はダメだダメだと言われて育ってきた」
と、子どもの頃の体験が追体験されてしまい、
感情が倍増してしまうとか。


本当に起こっていることは何なのか?


その「仕分け」作業から
はじめないと、ぐちゃぐちゃになってしまう。

大人も境界線をひくのは大事なのですが、
そのあたりが、とてもむずかしいのだと思います。



さて、それで、いいかげんに、ヨガの話。
(やっとここまできた)





そのぐちゃぐちゃを解くことは、ヨガにはできないのだけれど、


何が起こっているのか?

を、追跡していく力は、実はヨガで育てることができるのです。





自己観察する能力
客観的に状況をみる能力





を育てることができる。


そうすると、
コミュニケーションは依然いろいろ難しいのだけれども、
それでも、


相手に起こっていること
自分に起こっていること



両方とも、客観視できるようになれば、


「あのときは自分は疲れてたんだな、
でもあの人のこのタイミングで言うことはなかったかな」


と素直に謝ることができたり(←わたしはしょっちゅう謝っています、、、)
無意識に自分をダメだダメだと責めて
謝るのが辛くなったりすることもなくなると思います。





今日はここまでで力尽きました。
また来週つづきを書きたいと思います。


読んでくださってありがとうございました!





****************
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エンパワメント~触れた手と、触れられた背中

2019.11.18 12:17|クリパルヨガと教育・福祉
こんにちは。
ヨガランタンのにしかわまきえです。

このタイトルを読みたいと思ってくれた方はどんな方なんだろう
と想像しながら、ブログを書き始めました。


エンパワメント。


聞きなれない言葉でしょうか。
少しずつ、エンパワーという言葉が
巷で聞かれ始めています。


わたしは、この「エンパワメント」
がすべての行動規範になっています。
ヨガクラスもこれを意識して常にやってます。
人との関係性においても、
これなしには自分があり得ないくらい、大事な概念です。


言葉の意味とか、由来とかは後回しにするとして、
まずは個人的な経験から。





私が エンパワー と言った時、真っ先に思い浮かべるシーンがあります。


2015年のクリパルヨガティーチャートレーニングでの出来事でしたが

わたしが、教師として、生徒役である仲間のポーズをサポートする
という場面がありました。

生徒が、もう少し、ヨガの経験を深められるように、
少し手を触れたり、声をかけたり、
サポートするのが私の役目。
(クリパルヨガでは、相手を手技でぐいっとアジャストするようなことはNGです
…これもエンパワメントの理念の実践です)

しかしながら、教える側も生身の人間。
慣れない経験に、すごく緊張するわけです。
サポートしようと少し声をかけると、
相手の方は聞き取れない様子。
片側の耳が聞こえないということを伝えてくれました。
(わたしは聞こえない側から、小声で話していた)


…いったい、私はこの人を本当にサポートできるのだろうか?
逆に傷つけてはいないだろうか?



自分の心が揺れるわけです。

そんな中で、自分の不安というものが、もっと小さい頃からの
出来事とリンクしていることにも気づいていきます。

友達にどうやって話しかけたらいいか
わからなくて、朝の下駄箱に異常な恐怖感を
感じていた小学校時代。

傷つけたいわけじゃない。みんなと仲良くしたい。
あなたと仲良くしたい。
それなのに、どうして挨拶ひとつも自分は出来ないのだろうか。
自然にふるまえないのだろうか。
みんなみたいに。

ものすごい苦しさが出てきます。


そのことを、生徒役である友達に、みんなの前で正直にシェアしたときのことです。
彼女がこんなふうに、応答したのです。

「背中を触れてくれたとき、
その手がものすごく温かかった。
ずっと朝からイライラしてラジャスだったのに
手が温かくて、サットヴァに変わった」

※ラジャスとは世界を展開する三つのエネルギーの
中のひとつで、交感神経優位のような活動的な質、
サットヴァは副交感神経と交感神経のバランスがとれたような
ニュートラルな質の状態を指します。




「エンパワー」という時、わたしはあの時の、

おそるおそる触れたときの自分の手


を、涙が出るような思いと共に、いつも思い出すのです。


わたしが、あなたに何かをしてあげたとき
あなたが、わたしに何かを与えてくれる


往々にして、それは与えたものの何百倍もの力でもって
わたしをエンパワーしてくれる。
私の内なる力を、引き出してくれる。


日本のエンパワメント第一人者、エンパワメント・センター主催の
森田ゆりさん

著者『エンパワメントと人権』(初版1998年!)
の中でこんなふうにいっています。


エンパワメントとは、力をつけることではない。
ましてや女性だけが力をつけることではない。
それは人と人との関係のあり方だ。
人と人との生き生きとした出会いの持ち方なのである。
おとなと子ども、女と男、女と女、わたしと障害者、
あなたと老人、わたしとあなた、
わたしとあなたが互いの内在する力にどう働きかけあうかということなのだ。
力のある者がないものにそのパワーのおすそ分けをするのでもない。
持てる者が持たざる者にあげる慈善行為でもない。
お互いがそれぞれ内に持つ力をいかに発揮し得るかという関係性なのである。

中略

エンパワメントを「力をつけること」と理解してしまったら、
それはあの「自立」のエリート意識と少しも変わらなくなってしまう。
わたしは力をつけたのよ、あなたもがんばって力をつけなさい、
というがんばれ、がんばれのメッセージ。

中略

そう、わたしたちはもういつまでもがんばりつづけなくていいのだ。
ただ存在するだけで十分にすばらしい。
がんばって外から力をつけようとしなくても
力はすでにあるのだから。




さいきん、たくさんの講演会やワークショップに行って
いろいろ感じていました。

とある講演会では、カウンセラーの先生がこんなふうに言っていました。

「今までたくさんのお母さんたちの、癒しをしてきました」

癒し。。。
というのは、「する」ものなのだろうか?

そして抑揚のある催眠術のような声で、瞑想を誘導された。
癒すものと、癒されるもの。
わたしは、ただ受動的に、癒される方。

本当にそうなのだろうか?


*************


エンパワメントというのは、クリパルヨガの専売特許ではなく、

ブラジルの教育哲学者パウロ・フレイレ
の教育実践から生まれた言葉であるとされており、

森田ゆりさんはアメリカで1970年頃から耳にしていた言葉だそうです。
(これは、クリパルヨガが1970年代から米国で発展した歴史と重なる)

日本においては1990年代後半、
フェミニストの運動の中で聞かれはじめた言葉だそうで、
今では福祉の世界を中心に広く使われています。
が、使い方が。。。(実はこれはわたしの社会福祉の教科書・ユーキャンですよ)


DSC_4384.jpg


「エンパワメントをつける」
という使用法。

森田ゆりさんは、ここに警鐘を鳴らしているのです。


クリパルヨガ仲間の中で、「エンパワーされたよ~ありがとう!」
みたいな言葉のやりとりはしょっちゅうあるのですが
エンパワメントをつける???

みんな(?_?)だと思います。

しかし、日本では当たり前に使われている現実。


そして、私のまわりにいる信頼する福祉関係者の皆さんは
エンパワーは「つける」ものではないということを
深く理解しています。
「この感覚、分かってくれる人、なかなかいないのよ~」
と言われたこともあります。


共感してくださる方、是非、
分野の垣根を越えて、一緒になにかしましょう!!


大阪で森田ゆりさんの「気持ちのワークショップファシリテーター養成講座」
を受けにいったとき、
たくさんの福祉関係者の方が、ヨガを知らずにいました。


身体が、身体の感覚が、自らを救うリソースになる。

わたしもまだまだ勉強しなければなりませんが、自然と、流れが生まれるように、
思い切って(ちょっと渾身の)ブログを書いてみました。

クリパルヨガから派生した
フェニックス・ライジング・ヨガセラピー
もすごいパワフルです。
いつか勉強してみたいなあ
(自分がやりたいグループセッションはなんと900時間の学びを必要とするそうです。。。)


読んでくださって、ありがとうございました。
すべての人に潜在する力に、敬意を表します。
Jai Bhagwan





補足説明

私がやっているヨガは クリパルヨガ というヨガで、
アメリカのマサチューセッツ州に巨大なセンターがあり、
日本では、三浦敏郎さんとまきこさんが
クリパル・ジャパン
を設立して、伝えてくれています。

わたしはその200時間のトレーニングを2015年に修了し
(その前から大好きで、2005年くらいから通っていた)
今も引き続き勉強中です。

その米国のクリパルセンターが掲げているミッションというのが

**********************

We are a nonprofit educational organization dedicated to
empowering people and communities
to realize their full potential through the transformative wisdom and practice of yoga.

私たちはヨガの変容の智恵と実践を通して
人々やコミュニティの潜在性が発揮できるようエンパワーする
ことに献身する非営利教育団体です。 ※にしかわ訳

**********************

というものです。
もし興味ある方がいらしたら、是非下北沢のクリパル・ジャパン
に問い合わせてみてくださいね。