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makie.nishikawa

Author:makie.nishikawa
2014年 BlissBaby マタニティ・産後ヨガ教師資格取得(24 時間)
2017年米国クリパルセンター公認ヨガ教師資格取得(200時間)
山の上のヨガルーム、Yoga Lantern(長野県御代田町)主宰。
2児の母。

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子育てシェア懇親会/支援ではなく、たよりあいのシステムを

2020.01.17 15:59|子育て、もろもろ
こんにちは。
ヨガランタンのにしかわまきえです。

いつも大抵ヨガがらみのことしか書かないブログですが、
今日はこんな報告を。

去る1月16日、
「子育てシェア懇親会」というのを小諸りんごの森にてひらきました。


この企画は、以前わたしがNHKを見ていたときに
このシステムすごいいいじゃん!これだ!と思った
「子育てシェア」というアプリを
みんなでやってみない?という
大変エゴイスティックな企画のはずでした。

一人では出来ないから
一緒にやって~と数人に声かけたら、

その友達全員が協力してくれて、

さらにその友達がまわりに声をかけたら、
あっという間に人が集まり、
なんと大人20名+子ども11名+胎児さんお一人
の満員御礼になりました…!


当日の様子です!

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チビ連れのママもいれば、
チビ連れのパパもいて、
子どもはもう幼稚園や小学校、大学に行ってるママ、
さらに大森けい子先生(みすず幼稚園前園長先生)
も一緒にいてくれて…
さらに、その日の午前中にはわたしは
「こんぺいとうカフェ(スペシャルニーズのある子の親の会)」に
いたので、そこから流れてきてくれた人もいて、
ちょっと読んでる方も混乱するであろうほど
たいへんなダイバーシティ懇親会となりました。


プロジェクターがあったほうがいいな、、と思ったら
友達が持ってきてくれて設営してくれて

ずうっと昔から、この場所でおしゃべりサロンを
一緒にやってきた仲間がマイクを用意してくれて
(4人がかりで、ぜんぜんマイク繋がらないって大騒ぎしてるの見るのも
なんだかやっぱり!(笑)
って感じで涙出そうなくらい愛おしかった)


今回の写真もぜんぶ、
2歳児ママが撮ってくれて(写真スゴイ上手!!)


子連れヨガにずっと来てくれたママさんたちが
友達を何人も連れてきてくれて


泣きました。みんなありがとう


この「子育てシェア」は、地方・都市にかかわらず全国でいますごく広がっている
子育てサポートアプリで、
「繋がりにくい」
われわれ世代のための、現代版たよりあいツールです。

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全国の利用者分布。さすがに長野市などは多い



対面で、この懇親会のような場をつくり、会うのが原則。
会って、名前を聞いて、いろいろシェアして、
それで初めて友達申請をすることができます。
SNSみたいにやたらめったら知らない人に繋がらないということ、
グループLINEみたいなクローズド感もなく

モノの貸し借り、譲り合い
コト(予定、お誘い)のシェア
託児の依頼・オファー

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が友達同士で、無料~ワンコインから出来るシステム。
託児に関しては、当人は保険料支払う必要がないのに
保険がついてる、というものです。
今登録数は4万5千人とか?


別にわたしはこのアプリのまわしものじゃないんだけど
未来の可能性として、
チャレンジしてみたいと思ったのでした。


もちろん、その説明ばかりではなく、

地域のなかで子育てをしていて「しあわせ」を感じるとき
子育てで困っていること
「頼り合い」が気楽にできる条件
田舎の子育て・メリットとデメリット
現代の子育て「こうだったらいいのにな」
子育てと仕事


などのテーマでグループディスカッションしました。
みんなすごく楽しそうで、
本音で話してくれて、すごくよかった!

「まきえちゃんは、一緒に話さないの?」
と、進行で頭いっぱいのわたしに友達が声かけてくれて、
「…話したい!」
と一緒に混ざって、、、温かい言葉をかけてもらって、
みんなの話を聞くのが嬉しかった。

そうそう、わたしはいつも、自分が勝手に蚊帳の外になるというか
独りが当たり前、みたいなセルフイメージを持っている。
寂しさにも気づかない、というか。

この前も、ピン芸人と呼ばれた(笑)。

だから、子どもがいるにも関わらず、ものすごい山の上の
人里離れた場所に家を建ててしまった。

あたりを通るのは獣のみ、みたいな場所で
ついに家の中にも子どもと私しかいなくなってしまったときに
台風が家を揺らし、
洪水のニュースが流れ、
地球滅亡の危機を
スウェーデンの女の子が語り、、

初めて、自分は心細いんだ、寂しいんだ、
ひとと繋がりたいんだ、と気づけた。


最近は「いつもひとに助けてもらってるよね」
なんて言われてグサッとくることもあるけど(笑)
それも、いいか。
いいのか。


母子支援をしている友達が、以前こんなことを話していました。

「助けてあげてたい人って、実はたくさんいるんだよ。
でも、助けてほしい人にまでなかなかたどり着かない。
川上から下流に、ではうまくいかない。
披支援者は、声をあげられない」


当たり前だ。
私たちは、人に迷惑をかけるな、と育てられてきたのだ。
自分のことは自分でしろ、と。
人に助けてもらうなんて言語道断だと。

今でも、リアルに、私は上の世代からこんな言葉をかけられます。

「今のおかあさんは、子どもを自分の思い通りにしたがる。
だから虐待が起きるのよ、昔はなかった」
「ワンオペ育児なんて、当たり前よ。なにいってるの」
「あなたにはわからないでしょ、姑と子どもにはさまれて」


辛くても声をあげられなかった世代の、
がんばるのが当たり前の世代の、批判のことば。
しかし、ここに絶対いてほしかった
最年長者、大森けい子先生はこう言ってくれました。

「圧倒されっぱなしでした。皆さん、癒されたいばかりではなく、自ら何かをやろうという気持ちがある。
わたしはここにいて、可愛い子ども達と遊んでるだけでよければ参加させてください。
逆に、若いひとたちにとても元気をもらいます」


わたしは、この会に、意識的に、いろいろな属性の、年齢層の人を呼んだのでした。

だって小さい子どもは、産んだママがひとりで育てるって、誰が決めた?

今は、子どもの年齢によって、ママ同士でも分断が起きている。
小学生のいるママと、大学生のいるママと、赤ちゃんを連れてるママ
が、まるで違う土地に生きているかのように、分断されている。

けれど、今回すごく印象的だったのは、小学生や大学生のママさんが
ものすごーーーーーく、楽しそうだったこと!!

途中で、
「あの~わたし、ちっちゃい子好きで預かりたいんだけど、
どうすればいいの?」
「うち男の子しかいないんだけど、泥遊び派手にできるよ」

とかオファーがどんどんでてきて、
そのたびに拍手が起きたこと!

帰る間際には、小学生ママも
「こんな小さい子とふだん交わらない~すごい楽しかった!」
となんだか若返ったみたいな印象でした。


また、この懇親会では積極的に、自分の主催するイベントや職業を
オープンにして、宣伝をしてくれと頼んだのですが、
(知り合いばかりなので、ねずみ講の心配なし)


私がいまものすごく助けてもらっている
30代の若いママたち(team OHAYASHIという地域応援広告屋をやってる)
が、

「ママである前に、女であることを忘れたくない」
と、手作りアクセサリーのイベント等の紹介をしてくれました。
その時は、女性全員から
沸き立つようなエネルギーを感じましたね!!!(笑)

そうだよ、ママは実は一人の女性として、ものすごい才能とキャパを
持ってるんだ。世代に関わらず刺激を受け合い、楽しみたい!

それを「披支援者」として捉えられ、川下に追いやられてる
2歳児ママから発信されたのは大きかったですね。

そしたらさ、チビ達を年長者が見て若いエキスをもらって、
社会を動かすのは、若いママさんたちにやってもらいたくない?(笑)

そして彼女たちがもうひとつ大事なことを発信した。

「パパはどうした?どこにいる?」



今回、6か月の赤ちゃんを連れてパパさんが一人で参加してくれました。
そう、パパ友は、本当にできにくい。
いろんなレベルで悩んでいる人がいるよね。
パパを連れてくるイベントを企画中だそうです。ものすごく楽しみ!!



まだまだ書きたいことがあるけど、ちょっと終わりませんな、これは。
子育てシェアというアプリが
この地域で機能するかというのはまだまだ未知数。

でも、こうして繋がりあいたい人たちが
こんなにいて、
それを媒介する場所と人があれば、
ものすごく大きなエネルギーが動き出すということ。

そして、それは誰かが誰かを一方的に助けてあげる、支援する、
というシステムでは機能しないということです。

母親支援は、もう終わりにしよう。
母親支援ではなく、自分支援を。

支援ではなく、たよりあいのシステムを。




また2月も懇親会やりたいと思います。
もし「子育てシェア」やりたい人がいたら
以下からダウンロードして、
子育てシェア ダウンロード

私の名前 西川真木枝
で友達検索してください。近くな人ほど、すぐ出てきます。
知り合いじゃないと繋がれないけど。




蛇足

…こんなことをしていると、あなたは何をしたいんだ、
どこに行きたいんだ、と聞かれることがあります。

ハッキリ言いましょう、わたしは
ただ自分が幸せになりたいだけです。

そのために、エンパワメントの関係性を自分のまわりで
育てたいだけなのです。ヨガもそのためのツール。
ヨガアライアンス賞もとっている憧れの人、森田ゆりさんははるか昔に、
以下のように指摘しています。


今日の地域コミュニティのつながりを媒介しているのは生産手段ではなく、仕事ではなく、経済ではなく、実は子どもである。
多くの人たちは子どもができて初めて自分の住む地域に関心を持つようになる。それまでは自分の住む地域は、家の中でくつろぎ寝るために夜戻ってくる所以上の意味を持たなかった。隣に誰が住んでいるか、公民館や図書館でなにをやっているか、などに関心がなかったのだ。ところが子どもができると、自分の家や家の近くを過ごす時間がずっと多くなる。近所を乳母車で散歩する、公園で子どもを遊ばせる、近所に子どもの遊び友達がほしくなる。子どものスポーツチームのコーチになる、保育園を探す、学校を選ぶ、PTA活動に参加する、等々。
すでに書いたようにエンパワメントとは肯定的パワー(共感、連帯、信頼、知識、権利意識、セルフエスティーム、等々)をもって、否定的パワー(権力、抑圧、暴力、差別、いじめ、等々)に対処することである。コミュニテイーはこの肯定的パワーの多くを提供してくれる場である。(『エンパワメントと人権』 1998年、森田ゆり著)



子どもは、失われた人と人との繋がりを
取り戻すために生まれてきてくれたのだと思う。

何よりも、私自身の孤独を癒すために。


長い長いブログを、読んでくださってありがとうございました!!


コメント

地域をつなげるのは子ども

『今日、地域コミュニティを繋げているのは(中略)、子どもである』

まさしくその通り!
ワンオペが当たり前という人に聞いて欲しい。

「子どもを1人育てるには、村が一ついる」
ネイティブ・アメリカンの言葉です。
子どもこそが社会の宝であり、
その責任は親だけでなく社会全体にあり、
その負担は親だけで賄えるものではなく、
社会全体で支えるものだ。

という考え方が集約された言葉だと思う。

そんな世の中になれば、きっとみんな幸せになれる。

No title

ケイさんありがとうございます!
ネイティブアメリカンの思想には私も本当に学びます。
ヨガとたいへん通じるところがあります。

ワンオペ育児という言葉が出てきた背景として、
同じワンオペでも
40年前と違った社会状況があったのではと感じています。
こんなに女性が仕事をしてなかったし、
子どもがこんなに少なくなかったでしょうし、、、
子どもを通じて、昔はよくもわるくも女性同士コミュニケーションが
密だったのではないでしょうか。
もっと今は孤独感がある「ワン」なのだと
感じています。
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