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makie.nishikawa

Author:makie.nishikawa
2014年 BlissBaby マタニティ・産後ヨガ教師資格取得(24 時間)
2017年米国クリパルセンター公認ヨガ教師資格取得(200時間)
山の上のヨガルーム、Yoga Lantern(長野県御代田町)主宰。
2児の母。

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ただただ、「聴く」~死や病を安全に語れる社会に。

2020.10.17 08:53|クリパルヨガと教育・福祉
おはようございます。
ヨガランタンのにしかわまきえです。

昨日、幼稚園のヤギのペーターが死んでしまいました。

peter.jpg
(この写真はぺーターなのからんちゃん←もう1匹いる なのかがちょっと不明ですが)

みんなで段ボールに入っているペーターに
お別れをして、トラックを見送ったそうです。

ペーターは何も喋らないけど、幼稚園の子どもたちの話を
よーーーーく、聴いてくれました。
ママに会いたくて泣いてる子どもも、
ペーターに餌をあげる瞬間、泣き止んで。

そこには見えない絆のようなものがありました。

保育を手伝ってもらって、
保育士や、保護者もたいへんお世話になったヤギでした。
天国で安らかに眠ってください。長いこと、本当にありがとう。


************


最近、わたしのまわりには
本当に「死」が身近にあります。

コロナ以降、そう感じている人が少なくないと思います。

「死」というのは、生きている限り当たり前にそこにあるもの
であるものにも関わらず、
普段は見ないようにしているから、子どもを乗せて車を運転できる。
家族に、いってらっしゃいと笑顔で言える。
友達と、1か月先の約束ができる。


まるで「死」を忘れられることは良いことであるようにも
感じるけれど、

同時に、あまりに死が遠のくと、生に対していい加減になったり
本来大切なものを、その時だけの衝動性で痛めつけてしまったり
問題になることもあると思います。


わたしは、
ストレスになるほど「死」を考えるのは本末転倒だけれど、
やはりいつもどこか日常の片隅に「死」を置いて生きる方が
自然だと感じています。



************


一方で、「死」や「病気」に関して、まだまだオープンに語れる雰囲気
がないというのも現状かと思います。

この動画、見られるでしょうか?


「人類VS自殺」



この動画をつくっている桑原功一さんという方がわたし好きなのですが、
何百人もの自殺志願者を思いとどまらせてきた警察官
がしたことは「話を聞くことだった」
という事実にも触れ、
「メンタルヘルスについてもっとオープンに語ろう」
と呼びかけています。



自分がそういう状況になったときに、誰に話せるだろうか。

クリパルヨガのコミュニティでは、
安心安全な場所をつくるために、
人の話を批判やアドバイス、もしくは励ましですらもせず、ただ「傾聴する」
ということをひたすら学んできました。

だから、わたしはそのコミュニティで親しくさせてもらってる
人を含めて、何人かには話せるかもしれない。


でも残念ながら、「とても話せないな」と思うこともしばしば
あります。


「疲れてる」とひとこと言うと、
こちらが恐縮するくらい過度に心配されてしまったり。

もしくはスピ系の人にありがちだけど
潜在意識について気づきを向けるよう
アドバイスされてしまったり。

自分は、励まされたりアドバイスをもらいたいわけじゃない
ただ話を聞いてほしいだけなんだ、と伝えたら
「それは人への感謝の気持ちが足りない」
と言われたこともあります。


正直なところ、わたしだからよかったけど、
もし自殺を考えている人だったら、どうだったのだろうか。


多くの人は、その人の想いや状況を
ただそのままにしておくというのが難しいのかもしれません。
ヤギのペーターのように。


この世の中では、成果をあげないこと、成長しないこと、何も変わらいことには
価値がおかれていない。
そんななかで、ただ話を聞くというのは本当に難しいことなんだと思います。


***********


そんななか、こんなワークショップを企画してみました。


CCI20201017.jpg


気持ちを表現する方法を学ぶのと同時に、
人の気持ちを聴くことを学ぶワークショップです。

ずっとやりたくて、大阪まで勉強しにいったりしたのに、
なかなかえいやと勇気が出せなかったのですが
やっとアウトプットしたいと思うようになりました。


子どものうちから、「ひとの話を聴く」力を育てたい。
それは同時に、「自分の話を聴いてもらえる」
環境をつくるということでもあると思います。


このチラシをFBに出したら、まあ、何人もの大人のひとから
「大人が必要だ、大人に向けてやってほしい」
という声をいただきました。

そうらしいんですよ、森田ゆりさんも言ってました。
大人向けの要望が
すごく強いワークショップです、と。


みんな、子どものころから学ぶ機会があれば
どれほど生きやすかったでしょうか。
知らなかったですよね。こんなこと。



読んでくださってありがとうございました。
病と闘う大切な友人のことを想いながら、書きました。


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